三輪素麺とは

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三輪素麺とは、奈良県桜井地方の特産品であり歴史ある手延べ素麺です。
煮くずれがなく、腰が強い、歯ごたえが良いのが自慢で、大量生産のできない希少な素麺もあります。

弊社三輪麺匠 小西は、その由緒ある三輪素麺を、麺匠小西哲男が極寒期に2日間36時間に及ぶ工程を経て丁寧に作っております。
妥協を許さない麺匠小西哲男が作りだす、三輪素麺を是非ご堪能下さい。
本物はここにあります。
三輪山麓は素麺の産地。極寒の中で2日間かけて製造される、寒素麺こそが本来の三輪素麺です。
私どもは本来の三輪素麺にこだわり、まもり続けます。

純然たるもの 真面目さのこだわり

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穏やかな奈良盆地の東南に、ひときわ美しく、秀麗な山容の三輪山がそびえています。古来より、神の鎮まる聖なる山として人々の信仰を集めてきました。その麓一帯の三輪の里は三輪素麺発祥の地であり、気候や風土が素麺づくりに大変適しているところであります。冬期における冷たい北風が運ぶ適度な気温と湿度は良い素麺を作るのに欠かせないものです。

山美しく緑濃いこの地は、その水もまた清らかです。澄んだ空気の下、山麓に湧き出る豊かな清水と良質の小麦粉をもとに丹念に作られる素麺は、大和を代表する味覚として、千年来の伝統を守るべく、品質のさらなる改良によって支えてきました。そして、脈々と受け継がれてきた手延べの技と心がここに息づいています。

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麺匠三輪小西の手延べ麺は、受け継いだ伝統の技に磨きをかけ、手作りにしか出せないその味わいを最も大切にしております。昔気質の職人が作り上げた麺の本物の味わいを、心ゆくまでご堪能くださいませ。

幾度にも重ねる麺の技と業

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三輪素麺の原料は厳選した良質の小麦粉と塩、水を用い、古くより伝わる伝統の手延法をもって精製したものです。製麺時の気温、湿度によって塩加減は微妙に加減しなければなりません。手間を惜しまずじっくりとグルテンの熟成を行いながら粘り(コシ)のある麺に仕上げていきます。素材が単純なものだけに、手間を省くと風味も舌触りも全く変わってしまいます。
まず小麦粉に適量の塩水を加えてよく練り、生地を幾重にも重ねてさらに練ります。

そして太い帯状に伸ばしたものに綿実油を塗り、1センチ程の細さに引き伸ばし、縄のように撚り、熟成を待って徐々に引き伸ばし、これを繰り返した後、乾燥させます。
凍てつく寒さの中、ただ旨い麺を求めて二日工程の真剣勝負です。